もくでん父です
さて学校が始まり二日が経過しました。あっという間だったのか、長かったのか、学校の事や生活の事、友達や家族の事、世の中の見方や心の捉え方など、今まで話すことの無かったことをたくさん話すことができました。新しい学校に転入してから三日目の朝を迎えましたが、今のところ学校に対しては「外国語が分からないことへの不安」や「友だちへの不信感」、「漠然とした恐怖」が心の中を支配しているようです。一方で、二日間の経験を通して少しずつ「不安」や「恐怖」が和らいたようで、文句を言いながらも朝の準備はできるようになり、少しの変化を感じられるようになりました。
そして息子には、「今日の目標は友だちを一人作ってきな」と言って送り出しました。
父にとっても、この二日間は息子が学校の環境に適応してくれるか不安を抱えたまま仕事をしていました。今の時期は授業後の活動(After School Activity)がないため、15時までに迎えに行く必要があります。仕事を一通り片付け、学校へ迎えに行き、終わりの会を教室から窓越しからのぞき込むと、息子の様子が少し変化しているように感じました。「もしかして!」と期待を膨らませて息子を待っていると、嬉しそうな表情で教室から出てきました。そして息子の口から「今日はいい事あったよ!」と教えてくれました。帰り道にその話を聞くと、ポストイットに鉛筆で書かれたメッセージを渡してくれました。
「友だちができた。しかもその子とサッカーもできた」
ようやく、息子にも友だちができ、学校が楽しく感じられる場所になってきたようです。息子に「友達の名前を教えて?」と質問すると、「忘れた」と一言。確かに名前を覚えるのは父も得意ではないので、「じゃあ、明日その友だちの名前を教えて」とお願いし、「分かった」と返事をもらいました。
この二日間、「すぐに学校には慣れるだろう」と信じながらも、息子の不安や恐怖が本当に無くなるのか心配になることもありました。ただ、ようやく少しばかりのポジティブな変化を息子から感じ取ることができました。これから様々なチャレンジが父と息子には訪れると思いますが、今日までの出来事を忘れずに、乗り越えていきたいと持っています。
これからも皆さんの応援を期待しています。
もくでん父
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