もくでん父です。2023年1月26日(木)、学校二日目。
昨日の息子は、家に帰ってきてから一通り溜まっていたストレスを涙とともに吐き出し、泣き疲れたせいか椅子に座ったまま一眠り、そして不安が払拭されないまま夕ご飯を食べ、就寝しました。
朝になってから気持ちの変化を聞いたところ、それほど大きな変化も聞けず、クラスメートへの不信感と恐れ、英語が分からないことへの不安など一通りネガティブな発言を繰り返した後、登校時間になり学校へ連れていきました。ただ今日の期待は、2時間目に体育(水泳)があることです。息子は小学校低学年から水泳を習っており、クロール、平泳ぎ、背泳、バタフライと一応一通りの水泳技術を持っています。私の小学生時代を振り返っても、この4種類の泳ぎ方ができる小学生はほとんどおらず、今の小学校でもいないのではと想像していました。つまり、息子の得意なところでクラスメートとコミュニケーションができるということに期待したわけです。確かにコミュニケーション(意思疎通)において言葉は重要な手段の一つですが、私は言葉ができることと同様に「経験」や「技術」という「ネタ」がコミュニケーションを取る上で重要な要素になると考えています。特に第一言語が日本語の日本人にとって、英語を母国語とする人たちとコミュニケーションする際は、彼らが持っていない経験や技術が我々日本人にとって強力な「武器」となり、「自信」につながると思っています。そのことに息子が気付いてくれれば、きっと今の不安は軽減され、新しい友達を作るきっかけになると思っています。
学校に到着し教室まで向かうと、なんと!、息子のクラスメートは全員体操服。実は、息子以外は昨年からこの学校に通っていたようで、体育がある日は体操服で登校するというのが共通理解。クラスで唯一息子だけが制服で登校しおり、いきなり恥ずかしい思いをさせてしまいました(その場で息子には謝りました、ゴメン)。担任の先生からは、「気にしないで、みんな初めは制服で登校して着替えるから。」と一言。日本だったらお手紙や連絡帳で知らせてくれると思いますが、ここでは経験(間違い、失敗)を通して修正していきます。だから「間違ったこと」や「知らなかったこと」に対しては非常に寛容で、「”間違い・失敗”=”成長の機会”」ということを経験を通して自然に身につけることができます。日本育ちの息子にとっては、「”間違い”=”恥ずかしいこと”」という認識が強いので嫌な思いをさせてしまいましたが、これも経験でどんどんこの学校の習慣に慣れていってほしいと思っています。そう考えると、私の子育てでも事前の準備をしすぎるのではなく、「間違い」や「失敗」が起きることを前提にして、それが起こった後は寛容な態度でそれを受け入れ、次の行動を考えさせるようにした方が良いと思っています。
少し長くなったので、学校二日目の後半(学校での様子と家に帰ってきてからの様子)は、次のブログで書きたいと思います。
それでは、また。
もくでん父
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