学校二日目の様子(後半)

もくでん父です。先日投稿した学校二日目の後半を書きたいと思います。

まず学校に迎えにいった時に教室の外から窓越しに息子を眺めると、少しでしたが表情が明るくなっており、隣の席に座っているクラスメートの様子を見ていることに気づきました。その時、今日は良いことでもあったのかな〜、と想像しながら息子が教室から出てくるのを待ちました。

教室から出てくる時に窓越しに何か日本語で書かれたものを示していました。「何を作ったの?」と聞くと、自分のノートの表紙に日本語で「元気」と「気合」を書いたそうです。これを見て自分を奮い立たせようとしたようです。先生に「なんて書いたの?」と聞かれた際に、「元気」は「Fine」、「気合」は「I don’t know」と答えたそうです。気合は英語で何ていうんですかね?とりあえず息子には、「Spirit」と答えてました。

さて家に帰ってから学校の様子を聞くと、まず水泳では「蹴伸び」の見本になったそうです。やはり、息子の水泳技術は役立ったようで、水泳の授業には自信を参加できたようです。ただクラスメートの中に息子と同様にバタフライができる女の子がいたようで、その子もかなりの水泳技術を持っているとのこと。これからの水泳授業が楽しみです。

ただ通常の授業やクラス活動では、やはり英語ができないことがネックのようで、まだクラスの雰囲気に馴染めていないようです。何人か息子に話しかけてくれるようですが、自分から話しかけることができないと言っていました。心の中では「話しかけよう」と思ったようですが、あと一歩足りなかったようで、口に出す前にその場を去ってしまったようです。それでも、息子の中に「話しかけたい」という感情が生まれたことは大きな成長たど思っています。明日あたりに友だちができるような気がしています。まずは行動だ!

この二日間、息子の気持ちを聞いていて気づいたことは、彼から出てくるネガティブな発言や気持ちは、彼自身が今まで行ってきたこと、考えてきたことがベースになっているように思いました。つまり、自分より弱い立場の人間がいた場合、彼が取ってきた態度、発した言葉、心の中の気持ちがベースとなり、自分が弱い立場になった時に、それらの態度や発言、気持ちが強い立場の人間が持っているものとして自分に向けられていると感じてしまっているということです。学校や教室、友達や先生など環境はみんな平等に与えられているにもかかわらず、その場にいる人間の気持ちや経験次第で受け取り方が大きく変わってしまっています。息子は過去の自分に恐怖や不安を与えられていると思います。そのことを息子に伝え、今やらなければならないことは、過去の自分を素直に受け入れ、弱い立場の人間の気持ちを知り、自分自身を成長させることだ、と伝えました。

このことを知れたことは、私にとっても非常に貴重な経験であり、子育ては人生を振り返り、自分自身を知ることになると実感しました。

明日は友達ができるといいな〜。

もくでん父

 

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